<レシピ>スモーク明太子と里芋のサラダ

この記事を書いた人

芦屋香織

(年齢:40代 出身:大阪府) 旨口の日本酒にはまるECサイト担当。甘口でも辛口でも。

ご飯のお供の定番「明太子」を燻製に。燻製の香りと明太子の辛味が溶け合って、いつもとちょっぴり違う贅沢な味わいが楽しめます。今回は里芋と混ぜてマヨネーズをプラス。日本酒によく合うおつまみの完成です。

福岡の老舗メーカーの明太子を使用

旨味と辛味がマッチした「スモーク明太子」は、お酒のおつまみにもご飯のおかずにもおすすめ。まずは、炊き立ての白米にのせて食べてみてください。スモークした明太子ならではのおいしさを味わっていただけます。

スモーク明太子
スモーク明太子

この「スモーク明太子」の原料は、福岡県・博多の老舗明太子メーカー「かねふく」さんのものを使用しています。もともと「かねふく」さんの明太子を好きだった社員のイチオシということで、原料として使用させていただいています。

「かねふく」さんの明太子のおいしさの秘密は、なんといっても「良質な原卵へのこだわり」なのかなと思います。毎年現地へ買い付けに行っているとのこと。卵はすべて天然だそうです。また、社内基準を満たす原卵がなかった場合は、せっかく買い付けに行ったにもかかわらず手ぶらで帰ってくることもあるというから、そのこだわりの強さがうかがえます。

長年の経験で培った職人の「目」と「手」で調整

明太子は生子(すけそうだらのお腹から取り出されたもので、調味料などで味付けする前のものをいう)を塩水につけて塩蔵たらこにしたのちに、唐辛子などの入った調味料に漬け込みます。その後、冷蔵庫で寝かせます。そして包装し、熟成させて完成です。

明太子

仕入れた上質な原卵を、「粒だち工程」と呼ばれる、明太子のつぶつぶ感を決める塩漬けの作業において、人の目と手で確認しながら、漬け込み時間や熟成期間を調整して、最高の「粒だち」を完成させているのだそうです。

長年の職人さんの経験と技、知識を用いて、日々調整しながら、最上のものを作る。そんな人の「目と手」をかけて、丁寧においしさを追求するという姿勢は、私たちの燻製づくりと相通じるものかなと思います。

スモークサーモン

明太子の塩味と薫香を調味料がわりに使ったサラダ

明太子というと、塩分が高いというイメージがありますが、一食分(およそ20g)に含まれる塩分は1g程度とのこと。食べ過ぎには注意しながらも適量を楽しみたいものです。

今回のサラダのように調味料代わりに使用し、そのほかの塩分は足さないというような使い方をするのもひとつの方法です。

ふかしたじゃがいもに、明太子とマヨネーズを加えた「明太子ポテトサラダ」は定番ですが、今回はじゃがいもの代わりに里芋を使ってみました。

里芋

里芋のあっさりとした味わいと「スモーク明太子」の旨味、辛味がひとつになった大人の味わい。日本酒によく合うおつまみです。

あまりこねずにざっくり合わせるのがポイント。里芋のねっとりした舌触りが楽しめます。

里芋とスモーク明太子のサラダ

スモーク明太子と里芋のサラダ

■材料(作りやすい分量)
里芋(皮つき) 100g
スモーク明太子 1本
マヨネーズ 大さじ1
芽ネギ(刻んだ万能ねぎも可) 適量

【栄養情報(1人分あたり)】
エネルギー 87kcal
たんぱく質 5.4g
脂質 2.5g
炭水化物 12.1g
食塩相当量 1.21g


材料

■作り方
①里芋の上下を切り落とし、ラップで包んで500wのレンジで3~5分、竹ぐしをさしてやわらかくなるまで加熱する。
熱いうちにクッキングペーパーやふきんを使って皮をむき、ボウルに入れて粗くつぶす。

②スモーク明太子は縦に切れ目を入れて、包丁でこそぐようにして中身を出す。
③①に明太子、マヨネーズを加えて混ぜる。
④器に盛り、芽ねぎをのせる。

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芦屋香織

(年齢:40代 出身:大阪府) 旨口の日本酒にはまるECサイト担当。甘口でも辛口でも。