「スモーク帆立」は、燻製にすることで生まれる独特のしっとり&モチモチ食感が魅力。旨味が濃厚なので、ほんの少量でも使うと、料理がぐんとグレードアップして、贅沢な気分が味わえます。今回は、同じく燻製の香り豊かなベーコンと組み合わせることで、お互いの旨味を引き立てています。
北海道産の帆立に上品な燻香をプラス
帆立といえば噛むほどに口の中においしさが広がる旨味の宝庫。その理由を成分分析で見ると、帆立には旨味成分であるアミノ酸(アラニン・グルタミン酸・グリシン)が豊富に含まれているからといわれています。回転寿司や居酒屋でも帆立は人気の食材で、「帆立大好き」という人も多いですよね。

でも最近、帆立の貝柱は居酒屋のお刺身盛り合わせや回転寿司では、見かける機会が少なくなってきているようです。というのも、もともと帆立はちょっと高級な食材でしたが、近年の価格高騰により、さらに贅沢な食材になっているのです。日本の帆立のおいしさが海外で評判になり、海外からの需要が拡大して国内流通量が減ったことも価格高騰の一因といわれているようです。

そんな国内外で人気の帆立を燻製にしたのが当社の「スモーク帆立」。原料には北海道のオホーツク海で育った帆立の貝柱を使用しています。そして、帆立本来のおいしさを生かすため、化学調味料は不使用。じっくり丁寧に燻すことで、余分な水分が抜けて旨味が凝縮されます。

また生の刺身とも、焼いた帆立とも違う、何ともいえないモッチリとした独特の食感も一度食べたら病みつきになります。桜チップで燻すことで生まれる上品な薫香が、帆立をいっそうリッチな味わいにしてくれます。

ベーコンの旨味との相乗効果で、帆立の旨味がアップ
帆立の食べ方といえば、お刺身やバター焼きなどが一般的ですが、ぜひこのスモーク帆立も一度味わってみてください。そのままお皿に並べるだけでも、ビールや白ワインにぴったりのおつまみになります。
また、スライスしてサラダに和えたり、オリーブオイルと合わせてカルパッチョ風にしたり。お好みの使い方でアレンジできます。

少し炙ると甘味が増すという点も見逃せません。ぜひお試しください。生の魚介は苦手という方にもおいしくお召し上がりいただけます。
今回は贅沢にも、スライスしてパスタの上にトッピング。旨味が濃厚で弾力のある食感なので、薄くスライスしてもその存在感はしっかり維持。ベーコンの旨味との相乗効果で、シンプルながら、くせになるおいしさです。
グリーンアスパラガスは季節に応じて菜の花、スナップエンドウ、インゲンなどに替えてアレンジするのもよいでしょう。
冷やした白ワインはもちろん、辛口の日本酒にも合う一品です。
<レシピ>スモーク帆立を添えた贅沢ペペロンチーノ

■材料(1人分)
パスタ(1.6mm) 100g
スモーク帆立 1粒
グリーンアスパラガス 50g
ベーコン 50g
にんにく 1片
たかのつめ 1/2~1本
オリーブオイル 大さじ1~2
塩 適量
【栄養情報(1人あたり)】
エネルギー 441kcal
たんぱく質 23g
脂質 22.9g
炭水化物 40.2g
食塩相当量 2.9g

■作り方
①半解凍したスモーク帆立をそぐようにして薄切りにする。

②ベーコンは拍子木切りに、アスパラガスは斜めに切り、さっとゆでて水にとる。


③たっぷりの湯に塩(分量外)を加えてパスタをゆで始める(パッケージに記載されている分数を目安に)。
④フライパンにオリーブオイル、みじん切りのにんにく、輪切りにしたたかのつめを加えてから中火にかける。
ふつふつと沸いてきたら混ぜながら火を通し、ベーコンを加えて軽く焼き目がつくまで火を通す。
⑤アスパラガスを加えてさっと混ぜる。

パスタのゆで汁をお玉1杯加えて混ぜる。
⑥ゆであがったパスタを加えて混ぜ、味をみて、塩気が足りないようなら塩で調整する。
⑦皿に盛りつけ、スライスした帆立を並べる。