
料理にひと粒添えるだけで、ぱっと華やかな印象にしてくれるピンクペッパー。
鮮やかな赤色から「ペッパー=コショウの仲間」と思われがちですが、日本で一般的に流通しているピンクペッパーの多くは、実はブラックペッパーやホワイトペッパーとは別の植物です。
Kaoriの燻製とも相性がよく、魚介の前菜やサラダ、オープンサンドなどの仕上げにもおすすめ。「Kaoriの薫るハーブ&スパイス STORY」第4回は、そんなピンクペッパーの特徴や使い方をご紹介します。
ピンクペッパーとは?実はコショウとは別の植物
ブラック・ホワイト・グリーンペッパーとの違い
まずは、一般的な「コショウ」について簡単に見てみましょう。
ブラックペッパー、ホワイトペッパー、グリーンペッパーは、いずれも同じコショウ科の植物の実から作られています。
違うのは、実を収穫するタイミングや加工方法。同じ植物の実でも、加工の仕方によって色や香り、辛みが変わります。

日本で一般的なピンクペッパーはウルシ科
一方、日本で「ピンクペッパー」として一般的に流通しているものの多くは、ウルシ科の植物の果実を乾燥させたものです。
見た目はコショウによく似ていますが、ブラックペッパーなどとは植物として別の仲間です。
また、「ピンクペッパー」と呼ばれるものがすべて同じ植物というわけではありません。赤く完熟したコショウの実などが、ピンクペッパーとして扱われる場合もあります。

ピンクペッパーの味と特徴
辛みは控えめ。ひと粒で料理が華やかに
ピンクペッパーの魅力は、なんといっても鮮やかな赤色です。
ブラックペッパーのような強い辛みはなく、ほんのりとした香りがあるため、料理の味を大きく変えずにアクセントを添えられます。
サラダやカルパッチョ、魚料理、肉料理などに数粒散らすだけでも、いつもの料理がぐっと華やかな印象に。そのまま飾るだけでなく、軽く砕いて香りを楽しむのもおすすめです。
ピンクペッパーと燻製は相性抜群
ピンクペッパーは、Kaoriの魚介燻製の盛り付けにもよく登場します。
燻製の落ち着いた色合いに鮮やかな赤色が加わることで、料理全体が引き締まり、食卓を華やかに見せてくれます。


ピンクペッパーのおすすめの使い方
ジントニックのアクセントに
ジントニックにピンクペッパーを数粒浮かべると、いつもの一杯に華やかな香りと彩りが加わります。
ローズマリーやシナモンなど、ほかのハーブやスパイスを組み合わせれば、より複雑な香りを楽しむこともできます。

チョコレートやアイスにも
ピンクペッパーは、実は甘いものとも好相性です。
手軽に試すなら、板チョコやアイスクリームに数粒トッピングしてみてください。甘みにピンクペッパーの香りが加わり、いつものスイーツが少し大人っぽい味わいに変わります。
高級なチョコレートやアイスを用意しなくても大丈夫。スーパーやコンビニで購入できる身近なものから、気軽に試せます。

クラフト用のピンクペッパーは食べないで
鮮やかな実が美しいピンクペッパーは、料理だけでなく、リースやキャンドル、ハーバリウムなどのハンドメイドにも活用されています。
ただし、クラフト用として販売されているものは、食品として販売されているものではありません。料理に使う場合は、必ず「食用」として販売されているピンクペッパーを使用してください。

まとめ|ピンクペッパーでいつもの料理を華やかに
名前に「ペッパー」と付いていても、日本で一般的に流通しているピンクペッパーの多くは、ブラックペッパーやホワイトペッパーとは別の植物から作られています。
強い辛みが少なく、料理に華やかな色と香りを添えられるのが魅力。魚介料理はもちろん、燻製、サラダ、カクテル、チョコレートやアイスクリームまで、さまざまな楽しみ方ができます。
いつもの料理を少し華やかに仕上げたいときに、ぜひピンクペッパーを取り入れてみてください。
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