
肉や魚を焼くときに添えられた、松葉のような細い葉のハーブを見かけたことはありませんか?
そのハーブが「ローズマリー」です。
すっきりとした力強い香りが特徴で、肉料理はもちろん、魚料理やじゃがいもなどの野菜料理にもよく使われています。なかでもサーモンは、オリーブオイルやレモンとともにローズマリーを合わせることで、いつもとは少し違った洋風の味わいを楽しめます。
「Kaoriの熏るハーブ&スパイスSTORY」第3回は、ローズマリーの特徴や料理での使い方、サーモンとの楽しみ方をご紹介します。
ローズマリーはどんなハーブ?
ローズマリーの特徴と香り
ローズマリーは、地中海沿岸を原産とするシソ科のハーブです。
松葉を思わせる細長い葉と、すっきりとした力強い香りが特徴。青や紫、白、ピンクなどの小さな花を咲かせ、料理用のハーブとしてだけでなく、観賞用としても親しまれています。
ローズマリーには、まっすぐ上に伸びるタイプや、地面を這うように広がるタイプなど、さまざまな品種があります。
料理では生の葉も乾燥した葉も使うことができ、肉料理や魚料理、じゃがいもなどの野菜料理、パンなど幅広い料理の香りづけに活躍します。

ローズマリーのおいしい使い方
肉や魚料理の香りづけに
ローズマリーは、肉や魚などに爽やかな香りを添えるハーブです。
チキンやビーフのローストやソテーをはじめ、ラムやジビエなど風味の強い肉料理にもよく使われます。ローズマリーの力強い香りを合わせることで、素材の個性を生かしながら香り豊かに仕上げることができます。
魚料理にも使いやすく、オリーブオイルやにんにく、レモンなどとの組み合わせもおすすめです。

じゃがいもなどの野菜料理にも
ローズマリーは、肉や魚だけでなく野菜とも好相性です。
なかでも定番なのがじゃがいもとの組み合わせ。じゃがいもにオリーブオイル、塩、ローズマリーを合わせてローストするだけでも、香り豊かな一品に仕上がります。
そのほか、煮込み料理やスープなどに枝ごと加えて香りを移す使い方もできます。ローズマリーは香りが強いため、最初は少量から試して好みの加減を見つけるのがおすすめです。
ローズマリーはサーモンとも好相性
ローズマリーは肉料理のイメージが強いハーブですが、サーモンなどの魚料理にもよく合います。
特におすすめなのが、オリーブオイルを使って焼くサーモン料理。ローズマリーの爽やかな香りにレモンを合わせれば、脂ののったサーモンもすっきりとした味わいで楽しめます。
一方、低温でじっくりと燻したスモークサーモンに合わせる場合は、ローズマリーをたっぷり使うのではなく、ひと枝を添える程度がおすすめです。
ローズマリーは香りの強いハーブなので、少量を彩りや香りのアクセントとして添えると、スモークサーモンそのものの味わいや燻製の薫りを生かしながら楽しめます。

簡単アレンジ|汐紅鮭のローズマリー焼き
ローズマリーとサーモンのおいしさを手軽に楽しむなら、「汐紅鮭のローズマリー焼き」がおすすめです。
Kaoriの天然汐紅鮭切身を使えば、いつもの塩鮭をローズマリー香る洋風の一皿にアレンジできます。
作り方
- 天然汐紅鮭切身を解凍し、表面の水分をキッチンペーパーなどで軽く拭き取ります。
- お好みでこしょうを振り、オリーブオイルとローズマリーをなじませます。
- 魚焼きグリルやオーブンで中まで火が通るように焼きます。
- お好みでレモンを添えれば完成です。
天然紅鮭のしっかりとした旨味にローズマリーの爽やかな香りが加わり、いつもの汐鮭とはひと味違った味わいを楽しめます。
じゃがいもやきのこなどを一緒に焼けば、付け合わせも一度に作れておすすめです。

ローズマリーは家庭でも育てられる
料理にローズマリーをよく使うなら、家庭で育ててみるのも楽しみ方のひとつです。
ローズマリーは日当たりがよく、水はけのよい場所を好みます。比較的乾燥に強く、鉢やプランターでも育てることができます。
鉢植えの場合は、土が常に湿った状態にならないよう、水の与えすぎに注意します。風通しのよい場所で育てるのもポイントです。

料理に使う分だけ少しずつ収穫
ローズマリーが育ったら、料理に使う分だけ枝先を少しずつ収穫できます。
肉や魚のロースト、じゃがいも料理など、使いたいときにフレッシュなローズマリーを摘めるのは家庭で育てる楽しみのひとつです。
地植えでは大きく生長することもあるため、植える場所や周囲のスペースを考えておくとよいでしょう。

まとめ|ローズマリーをサーモン料理に取り入れてみよう
すっきりとした力強い香りが特徴のローズマリーは、肉料理だけでなく、魚料理やじゃがいもなどの野菜料理にも使いやすいハーブです。
特にサーモンとは、オリーブオイルやレモンと合わせて焼く料理がおすすめ。いつもの鮭料理にローズマリーを加えるだけで、爽やかな香りの洋風メニューに変わります。
スモークサーモンには彩りとして少量添えたり、天然汐紅鮭はローズマリーと一緒に焼いたり。サーモンの楽しみ方を広げてくれるハーブとして、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。