<レシピ37/動画つき>スモークサーモン(トラウト)のレモンクリームパスタ|3種のサーモン食べ比べ②

スモークサーモンのレモンクリームパスタ

この記事を書いた人

芦屋香織

(年齢:40代 出身:大阪府) 旨口の日本酒にはまるECサイト担当。甘口でも、辛口でも。

ひと口に「スモークサーモン」といっても、原料となるサーモンにはいくつかの種類があり、脂のりや身質、旨み、色合いなど、それぞれに違った魅力があります。

そんなスモークサーモンの個性と、おいしい楽しみ方を3回にわたってご紹介する「3種のスモークサーモン食べ比べ」シリーズ。

第2回となる今回は、寿司や刺身、スモークサーモンとしてもおなじみの「トラウトサーモン」を取り上げます。

クセが少なく、ほどよい脂のりとやわらかな食感が魅力のトラウトサーモン。その特徴や紅鮭とに違い、おすすめの食べ方をご紹介します。

そして後半では、スモークサーモン(トラウト)を使った「レモンクリームパスタ」のレシピをお届けします。生クリームのコクにレモンの爽やかな酸味、スモークの薫りが重なった、ちょっと贅沢な一皿。難しい工程はありませんので、ぜひご家庭でも作ってみてください。

※シリーズ第1回では、天然紅鮭の特徴と「スモーク紅鮭のカルパッチョ 塩レモンソース」をご紹介しています。

▶第1回「紅鮭」の記事はこちら

トラウトサーモンとは?特徴と味わいを知る

トラウトサーモンは、一般的に海水で養殖されたニジマスを指す流通上の名称です。「サーモン」という名前がついていますが、生物学的にはニジマスの仲間です。

チリやノルウェー、日本各地などで養殖されており、日本国内でも広く流通しています。寿司や刺身、スモークサーモンなど、さまざまな料理で親しまれている魚です。

トラウトサーモンには、一般的に次のような特徴があります。

  • ・鮮やかなオレンジ色の身

  • ・ほどよい脂のりとバランスのよい旨み

  • ・しっとりとやわらかな食感

  • ・クセが少なく、食べやすい味わい

  • ・サラダから、温かい料理まで、幅広くアレンジしやすい

脂のりがよく、口当たりはなめらか。それでいて味わいにクセが少ないため、サーモンを食べなれていない方にも親しみやすいのが魅力です。

紅鮭との違いは?トラウトサーモンならではの魅力

前回ご紹介した天然紅鮭は、鮮やかな赤い身と、鮭らしいしっかりとした旨みが特徴です。

一方、トラウトサーモンは、脂と旨みのバランスの良さが魅力。しっとりとした身質で、口の中にやさしい鮭の甘みが広がります。

同じスモークサーモンでも、紅鮭は鮭本来の味わいをしっかり楽しみたいときに、トラウトはなめらかな口当たりや、ほかの食材との組み合わせを楽しみたいときにおすすめです。

しっとりとした食感が特徴のKaoriのスモークサーモン

もちろん、脂のりや味わいには個体差もありますが、食べ比べてみると、それぞれの持ち味の違いを感じていただけると思います。

ほどよい脂のりに燻製の薫りを重ねて、さらに深い味わいに

トラウトサーモンに魅力は、スモークすることでさらに引き立ちます。

Kaoriは、素材本来のおいしさを大切にしながら、低温でじっくりと煙をまとわせる冷燻製を中心とした製法で、スモークサーモンを仕上げています。

長年使い続けてきた燻製窯で、職人がスモークサーモンを仕込む様子

風乾させ、燻し、休ませる。この工程を繰り返すことで、しっとりとした食感を残しながら、サーモンの旨みに燻製の薫りを重ねていきます。

やさしい脂の旨みと、ふわりと広がるスモークの薫り。トラウトサーモンならではの、バランスのよい味わいをお楽しみいただけます。

Kaoriのスモークサーモン(トラウト)。ほどよい脂のりとしっとりした食感が特徴。

トラウトのスモークサーモン、おすすめの食べ方は?

まずは、何も付けずにそのまま味わってみてください。サーモン本来の脂の甘みと、スモークの薫りをじっくり楽しむことができます。

オリーブオイルやレモンを少し添えるだけでも、十分なごちそうに。玉ねぎやベビーリーフと合わせてサラダにしたり、パンに挟んでサンドイッチにしたりと、毎日の食卓でも手軽に楽しめます。

また、トラウトサーモンのまろやかな旨みは、温かい料理にもよく合います。

特におすすめなのが、生クリームやチーズを使った料理。クリームソースのコクにサーモンの旨みが重なり、スモークの香りがほどよいアクセントになってくれます。

グラタンやキッシュ、リゾット、パスタなど、いつもの料理に加えるだけで、少し特別な味わいに仕上がります。

スモークサーモンはそのままでも食べられるため、温かい料理に使うときは加熱しすぎないのがポイント。仕上げに加えることで、しっとりとした食感と燻製の薫りを生かせます。

【レシピ】スモークサーモン(トラウト)のレモンクリームパスタ

今回は、そんなトラウトサーモンを使って、レモンクリームパスタを作ってみましょう。

生クリームと粉チーズのまろやかなコクに、レモンの爽やかな酸味。そこへスモークサーモンの旨みと薫りを加えると、シンプルな材料でも、レストランでいただくような味わいに。

濃厚なのに、後味は爽やか。レモンの香りがサーモンのおいしさをいっそう引き立ててくれます。

パスタは少し太めの1.8mmがおすすめ。もっちりとした食感がクリームソースによく合い、食べごたえのあるひと皿に仕上がります。

スモークサーモン(トラウト)を使った爽やかなのレモンクリームパスタの完成写真

材料(1皿分)

  • スモークサーモン(トラウト) 4~5枚
  • パスタ(1.8mm) 100g
  • レモン 1/2個
    (レモン果汁小さじ2、皮のすりおろし少量、飾り用)
  • にんにく 1/2片
  • 生クリーム 50g
  • 粉チーズ 5g
  • オリーブオイル 適量
  • 塩 少量
  • 黒こしょう 適量
  • ディル 適量

※レモンは皮も使うため、よく洗ってから使用してください。果汁の量はお好みに合わせて調整してもおいしく仕上がります。

スモークサーモンのレモンクリームパスタに使用する材料

1分動画で作り方を見る

材料の下ごしらえから、クリームソースの仕上げまで、動画でもご紹介しています。初めてつくる方は、ぜひこちらも参考にしてください。

スモークサーモンのレモンクリームパスタの作り方動画 ▶

※画像をクリックするとYouTubeで動画を再生します

作り方

①レモンの下ごしらえ

レモンは飾り用に1枚スライスし、4等分にカットする。

皮の黄色い部分を少量すり下ろし、残りのレモンから果汁をしぼっておく。レモン汁は小さじ2を使用します。

レモンをスライスし、皮をすりおろして果汁を準備する工程

②スモークサーモンと香味野菜を準備する

スモークサーモンは食べやすい大きさに切る。

スモークサーモンを食べやすい大きさに切る

にんにくはみじん切りにする。

レモンクリームパスタに使うにんにくをみじん切りにする

ディルは飾り用を少し取り分け、残りは粗く刻んでおく。

レモンクリームパスタに添えるディルを刻む

③パスタをゆでる

鍋に湯を沸かし、パスタをゆでる。ゆで時間は袋に記載されている時間より2分短めを目安にする。

このあとクリームソースの中でも火を通すため、少し硬めにゆでておくのがポイントです。

④にんにくの香りを引き出す

フライパンにオリーブオイルをとみじん切りにしたにんにくを入れ、弱火でじっくり熱する。

焦がさないように気をつけながら、にんにくの香りをオイルに移していく。

⑤レモンクリームソースを作る

にんにくの香りが立ってきたら、生クリーム、粉チーズ、すりおろしたレモンの皮、黒こしょう、レモン汁を加える。

弱火の火加減で混ぜながら温め、全体がなじんだら塩少量で味を整える。

レモンの香りを生かすため、強火で長く煮詰めすぎないようにしましょう。

フライパンで生クリームとレモンを合わせ、クリームソースを作る工程

⑥パスタとスモークサーモンを合わせる

ゆであがったパスタとスモークサーモンをフライパンに加え、ソースを全体に絡めるように軽く混ぜ合わせる。

スモークサーモンは火を通しすぎず、しっとりとした食感を残すように仕上げるのがおすすめです。

レモンクリームソースにパスタとスモークサーモンを加えて絡める

⑦盛り付けて完成

器にパスタを盛り付け、飾り用にスライスしたレモン、ディルを添えれば完成。

レモンの爽やかな香りと、ふわりと広がるスモークの薫り。温かいうちに、ぜひお召し上がりください。

おいしく作るためのポイント

  • パスタは少し硬めに:仕上げにソースと合わせることで、ほどよい食感になります。

  • クリームソースは煮詰めすぎない:レモンの香りと生クリームのなめらかさを生かすため、火加減は控えめに。

  • スモークサーモンは仕上げに:加熱しすぎず、しっとりとした食感と燻製の薫りを楽しみましょう。

  • ディルで爽やかさをプラス:サーモンと相性のよいディルを添えると、香りも彩りも豊かになります。

栄養情報(1皿分)

エネルギー687kcal
たんぱく質27.8g
脂質29.7g
炭水化物85.4g
食塩相当量1.09g

※栄養情報は1皿分の目安です。使用する材料や分量によって異なります。

いつもの食卓に、スモークサーモンのひと皿を

そのままでもおいしいスモークサーモンですが、ほんの少し手を加えるだけで、また違った魅力を楽しむことができます。

今回のレモンクリームパスタも、そんな一皿。トラウトサーモンのやさしい脂の甘みと、クリームのコク、レモンの爽やかさが重なり、燻製の薫りが全体をふんわりとまとめてくれます。

休日のランチにはもちろん、ゆっくり食事を楽しみたい日のディナーにも。白ワインを添えていただくのも素敵ですね。

ぜひ、お好みの食べ方でトラウトサーモンのおいしさを楽しんでみてください。

3種のサーモン、それぞれのおいしさを楽しむ

今回ご紹介したトラウトサーモンのほかにも、紅鮭やアトランティックサーモンには、それぞれ違ったおいしさがあります。

第1回では、天然紅鮭のしっかりとした旨みを生かした、爽やかなカルパッチョをご紹介しています。

▶【第1回】紅鮭の特徴とスモーク紅鮭のカルパッチョ 塩レモンソース

サーモンの種類による違いを知ると、いつものスモークサーモン選びも、ちょっと楽しくなります。

Kaoriのスモークサーモンを、ご家庭でも

Kaoriでは、素材ごとの持ち味を大切にしながら、職人がじっくりと時間をかけてスモークサーモンを仕上げています。

そのまま前菜として楽しむのはもちろん、サラダやサンドイッチ、パスタなど、毎日の食卓でもぜひお役立てください。

▶Kaoriのスモークサーモン一覧を見る

また、紅鮭・トラウト・アトランティックサーモンの3種類を食べ比べられるセットもご用意しています。

▶スモークサーモン3種 食べ比べセットを見る

この記事を書いた人

芦屋香織

(年齢:40代 出身:大阪府) 旨口の日本酒にはまるECサイト担当。甘口でも、辛口でも。